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EXPO 2025 大阪・関西万博
こんにちは。
長野市で不動産の売買・仲介・買取を行っております㈱ライフ・アドバンスです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

ついに184日間の開催が終了となりました。
ニュースで初めて知りましたが、
何十回も来場しているような、いわゆる常連さんが、
けっこうたくさんいらっしゃるようで驚きました。
最終的には、最大280億の黒字で大成功!!
みたいなニュースが飛び交い、
思わず「本当か?」と思った人も多いのではないでしょうか?
でも、その『黒字』というのはあくまでも運営費という部分だけの話のようで、
どういうことかと言うと、
入場券やグッズの売上が、人件費や光熱費などの経費を上回った。
ということのようです。
・・・企業であれば、当たり前ですよね。
で、会場をつくるための建設費などのインフラ整備費は運営費とは別。
それが2,000億円を超える金額があるようです。
その部分を全く考慮せず『黒字』と言うのは、
企業でいえばPL(損益計算書)だけ見て経営しているだけです。
『売上から経費を引いた残りが280億になった』というだけで、
肝心な設備投資の部分や、借入金等のBS(貸借対照表)を見ていない経営です。
ちょっと会計的な難しい話になってしまうかもしれませんが、
『黒字から借入金を返済した後に残りがあればキャッシュフローの上の利益』となります。
今回の数字を当てはめると、
『280億円から設備投資2,000億を引くと・・・マイナス1720億円』
こういう部分まで入れた数字を考慮すると大赤字です。
でもこういう話はニュースでは流れません。
政治や公共事業の中では、よくあることなのでしょうか?
1億の借入をし、1億の収益マンションを購入したとします。
年間1000万の家賃が入り、年間720万の経費がかかりました。
なので280万の利益が出ましたので大成功です!良かったです!!
と言っているのと全く同じなんです。
1億借入した返済はどうするの?????
ということです。
『運営は黒字』と言われれば、つい『全体が黒字』と思ってしまう人も多いですが、
でもそれだけではあきらかの成功不成功の話には不十分だと思うのです。
企業のトップがこんな発言して、今期は黒字で成功です!
なんて言ったら、株主から集中非難を浴びるでしょう。
こういう見えてこない部分のお金の話が大事で、結局税金が2000億以上使われたままなんです。
民間の思考とは大きくかけ離れているなぁと思えた瞬間でした。
でも、今回の大阪・関西万博を通じて、
子供たちの視野が広がったり、
より世界に目を向けるきっかけとなれば、
それは建設費の赤字を上回る価値となっているのかもしれません。
いずれにしても、
『こういう真実を伝えながらも、万博は成功でした!』
『建設費を考慮すると赤字ですが、当初の予想から上振れする結果でした』
と言えることが大切だと思います。
最初見たとき、『何この妖怪みたいなマスコットは?』みたいな印象を持ちましたが、
今ではミャクミャクがかわいく、グッズ欲しくて困ってます。笑

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